人力連続音開発レポート その2

目次

  • 開発環境
  • 工程一覧
  • 収録音の取捨選択
  • 母音の使い回し

人力連続音の開発にあたって

既存の音源開発技術以外にも,『人力VOCALOID』のような音声の切り取りと貼りつけ技術も必要である.

開発環境

実際に私が使用したソフトウェア.

シェアウェアのAudioCreatorを利用したが,これは音源の切り取りが容易なためである.
Audacityでも代用可能.

工程

人力連続音は,主に以下の3工程に分かれる.

  1. 連続音として収録する音の取捨選択
  2. 母音の使い回し
  3. 子音の使い回し

1.連続音として収録する音の取捨選択

連続音として用意する重要性が低い音素は単独音とする.
具体的には,子音がktpの破裂音である.
例:かきくけこ,きゃきゅきぇきょ,くぁくぃ...
破裂音 - Wikipedia
子音 - Wikipedia

2.母音の使い回し

「あい」と収録した原音を逆再生することで「いあ」を取り出す手法.
これにより,母音の録音量は1/2となる.
Download
「えいうえ」とその逆再生「えういえ」

加工方法

SoundEngineFreeで,元wavファイルを開く.

メニューバーの[編集]→[リバース(V)]


子音の使い回しについては,長くなるのでその3以降に.
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